調教師になるための条件

調教師になるための条件・調教師に定年はなし?

競馬が好きでジョッキーは無理だけど馬の調教師なら、なれるんじゃないかな・・・?
どうやったら競走馬の調教師になれるんだろうか・・・と、考えた方もいると思います。

 

そこでこのページでは、馬の調教師になるための条件についてお話します。

 

また、調教師の実態なども紹介しますので、興味のある方はご覧ください!

 

 

調教師になるための条件・厩舎の実態

 

競走馬の調教師は過酷な力仕事ではないので、年をとっても継続できるため、今も90歳を過ぎても現役の人もいると聞きます。
しかし、その反面、中央競馬では新米調教師の参入が難しくなってしまったので、定年退職制度ができました。

 

とはいえ、地方の競馬場においては所属場によって異なりますが、75歳定年制を設けている場所もあれば、設けていない場所まで、いろいろあります。

 

調教師の合格率は、全体の1割を下回ることもよくありますが、そう簡単には収得できる資格ではないようです。
たとえば、中央競馬での合格者は、年間5〜8人ぐらいが普通だそうです。
それは、オープンする為に必要な、馬房の数が限られている事も関与していると言えます。

 

ただ、調教師になるのはいいですが、今では馬屋の運営もたやすいものではありません。
競走馬の成績不振で収益が落ち込み、悲しいかな引退を余儀なくされる事もしばしばあるとか。

 

この競走馬の調教師資格は、日本中央競馬会、もしくは、地方競馬全国協会から取得可能です。
ですが、同じ調教師資格といっても、この二カ所から取得できるライセンスは、まったく別物ですので注意が必要。

 

それから、運よく馬の調教師免許を収得し、技術調教師と呼ばれる修業期間を済ませ、競走馬を確保できたとしても、収益は預託料とレースの賞金です。

 

だから思うような高収入を手に入れるには、レースで堅実に勝ちを重ねられる競走馬に育て上げる事が、絶対条件ということですね。
競馬の世界では、競馬騎手だった人間が引退した後、調教師になる事がよくあるそうです。

 

それは、競馬騎手も調教師も免許が必要ですが、二つのライセンスが同時に取得できないこともあり、ジョッキーを引退しライセンスを返上、という形をとるのが一般的になっているからです。

 




 
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